心リハ指導士の教材と参考書の選び方
心リハ指導士試験の勉強や、循環器リハの臨床のために「まず何を買えばいいのか」は、最初に迷うところです。この記事では、教材・参考書の選び方を学習フェーズ別に整理し、中心教材の入手方法や選ぶときの注意点をまとめます。
なお、当サイトでは実際に使った教材だけを個別に紹介する方針です。この記事は全体像の地図として使い、個々の書籍レビューは順次追加していきます。
中心教材は「心臓リハビリテーション必携」
心リハ指導士の学習で軸になるのが、日本心臓リハビリテーション学会が出している 『心臓リハビリテーション必携』 です。試験範囲を網羅したテキストで、多くの受験者がこれを中心に学習しています。
注意したいのは入手方法です。
- 一般書店・Amazon・楽天では販売されていません。
- 学会事務局へメールで申し込む方式です。
- 価格は税込6,600円(送料別)とされています(2026年7月時点)。
価格・申込手順は改訂や年度で変わることがあるため、購入前に必ず学会公式ページで最新情報を確認してください。講習会でも使用されるため、早めに入手しておくと学習計画を立てやすくなります。
学習フェーズ別・教材の選び方
教材は「一度に全部そろえる」より、学習の段階に合わせて選ぶほうが効率的です。
フェーズ1:受験を決めたら(全体像をつかむ)
まずは中心教材の『必携』を入手し、通読して出題範囲の全体像と自分の弱点を把握します。この段階では新しい本を増やさず、1冊に集中します。
フェーズ2:理解を深める(苦手分野の補強)
必携だけでは理解しづらい分野は、Q&A形式の副読本や、循環器リハの解説書で補強します。学会の公式ページでも、以下のような参考図書が紹介されています(一部)。
- 心肺運動負荷テストと運動療法
- CPX・運動療法ハンドブック
- 循環器疾患のリハビリテーション
- 眼で見る実践心臓リハビリテーション(改訂第2版)
※上記は学会公式ページに掲載されている参考図書の例です。最新の一覧は公式ページでご確認ください。
フェーズ3:演習で定着させる
知識のインプット後は、問題を解いて定着させます。公式の過去問は公開されていないため、自分で要点をまとめ直したり、演習形式で確認していく学習が中心になります。
フェーズ4:臨床で使い続ける
資格取得後も、CPXや運動療法の専門書は臨床のリファレンスとして役立ちます。試験のためだけでなく、現場で長く使える1冊を選ぶ視点も大切です。
参考書を選ぶときの3つの注意点
- 最新版かを確認する — ガイドラインや制度は改訂されます。特に診療報酬や基準値に関わる内容は、できるだけ新しい版を選びます。
- 公式・一次情報を優先する — 学会のテキストやガイドラインを軸にし、まとめ記事や二次情報は補助にとどめます。
- 復元過去問に頼らない — 出所の不確かな「過去問」は、内容の正確性が保証されません。当サイトでも試験問題の復元・転載は扱いません。
当サイトの教材紹介について
このサイトで個別に紹介する教材は、管理人が実際に使った(使っている)ものに限ります。使っていない教材のレビューは書きません。また、広告(アフィリエイトリンク)を含む記事には、冒頭にその旨を表記します。
具体的な書籍レビューは、これから順次公開していきます。まずは学習の進め方の全体像を心リハ指導士とは?や心リハ学習ロードマップで確認してみてください。
まとめ
- 中心教材は『心臓リハビリテーション必携』。学会事務局へメール申込(書店・Amazon不可)。
- 教材は学習フェーズ(全体像→補強→演習→臨床)に合わせて選ぶ。
- 選ぶときは「最新版・一次情報・復元過去問に頼らない」の3点に注意。
- 個別の書籍レビューは、実際に使ったものだけを順次紹介します。
参考文献・出典
よくある質問
Q. 「心臓リハビリテーション必携」はAmazonや書店で買えますか?
A. 一般の書店やAmazon・楽天では扱われていません。日本心臓リハビリテーション学会の事務局へメールで申し込む方式です。価格や申込手順は変更されることがあるため、必ず学会公式ページで最新情報を確認してください。
Q. 参考書は何冊もそろえたほうがよいですか?
A. まずは中心教材を1冊しっかり使い込むのが基本です。そのうえで、苦手分野の補強や臨床での必要に応じて、目的を絞って買い足すのが効率的です。冊数より「1冊を繰り返す」ことを優先しましょう。
この記事を書いた人
心リハラボ管理人 臨床経験10年以上の理学療法士
循環器クリニック勤務の現役理学療法士。心臓リハビリテーション・運動療法を専門に、臨床で学んだことを整理して発信しています。心臓リハビリテーション指導士(2027年または2028年に受験予定)を目指して学習中です。
- 理学療法士(臨床経験10年以上)
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 地域糖尿病療養指導士
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