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呼吸療法認定士

呼吸療法認定士は取る価値ある?給料・診療報酬で判断

公開日: 最終更新日:

情報確認日:2026年9月12日|資格・費用は2026年度の案内を参照

先に結論

  • 給与を重視するなら、申込みの前に勤務先の資格手当・取得補助・更新補助を確認しましょう。
  • 学習面では、公式の講義科目と、今の仕事で理解を深めたい内容が合うかを見ます。
  • 2026年度の講習会・受験・認定登録料の合計は、受講方法により33,000円または43,000円。事前の点数取得や交通・宿泊などは別です。
  • 診療報酬との関係は、対象の点数と現行の施設基準を確認する必要があります。資格名だけから算定や給与への影響を判断しないでください。

「取る価値があるか」は、学びたい内容、勤務先での扱い、自己負担を並べると考えやすくなります。この記事では、公式に確認できる制度と、筆者による検討の提案を分けて整理します。

給料は、勤務先の規程で確認する

この記事では、資格取得後に給与が上がる・上がらないという一般的な結論や、資格手当の相場は示しません。勤務先の条件を確認するために、次の表を使ってください。

確認すること人事・上司への聞き方
資格手当「呼吸療法認定士の手当はありますか。対象職種と支給条件も教えてください」
取得費用の補助「講習会・受験・登録・交通宿泊費のうち、補助対象はどれですか」
更新費用の補助「更新登録料や点数取得の研修費も対象ですか」
休暇と勤務扱い「受講日・受験日は勤務扱いですか。有給休暇が必要ですか」
取得後の役割「取得後に担当を期待される業務や勉強会はありますか」

筆者による提案: 補助の申請期限や事前承認の要否も確認し、自己負担額を見積もってから申し込むと計画を立てやすくなります。

診療報酬との関係は、過去資料と現在の要件を分けて読む

厚生労働省の2006年3月31日付「疑義解釈資料の送付について(その3)」問94では、疾患別リハビリテーションの「経験」に関する説明の中で、心リハ指導士や呼吸療法認定士の研修を、専門的研修の例として挙げています。

これは当時の説明です。研修の例示を、そのまま現在の資格必須条件や算定可能性、病院収益の増減へ読み替えることはできません。

出典:2006年の疑義解釈・問94(PDF、印字20ページ)

実際の届出・算定を検討する場合は、厚生労働省の2026年度改定ページから、対象の診療報酬項目、施設基準の通知、疑義解釈を確認し、院内の届出担当者と照合してください。この記事では、現在の全項目について資格要件の有無を網羅的に判定していません。

何を学べるか、仕事と照らし合わせる

2026年度の公式講義科目には、血液ガス、呼吸機能検査、呼吸リハビリテーション、酸素療法、人工呼吸器、NPPVなどが含まれています。

出典:2026年度実施要領(PDF、5ページ)

次の表は筆者による学習目標の例です。資格取得による能力向上を保証するものではありません。

今、理解を深めたいこと学習後に確認したいこと
血液ガスの読み方分からなかった項目を説明できるか
酸素療法・人工呼吸器の基礎機器や設定について、チームに確認する質問を整理できるか
呼吸リハビリテーション担当症例を振り返り、追加で調べる点を見つけられるか
院内での情報共有学んだ内容を、自分の言葉で勉強会の資料にまとめられるか

学習の到達目標は、「資格を取ったか」だけでなく、具体的な説明や振り返りができるかで考えてみてください。

取得費用と更新の負担

以下は2026年度の公式案内を2026年9月12日に確認した金額です。

項目金額
認定講習会:eラーニングのみ20,000円
認定講習会:会場+eラーニング30,000円
受験料10,000円
認定登録料3,000円
講習会+受験+認定登録の合計33,000円/43,000円

出典:2026年度実施要領(PDF、講習会4ページ・受験と登録6ページ)。合計は上記3項目の計算値です。

この合計には、新規申請に必要な12.5点以上を取得するための費用、交通・宿泊費、追加教材費、再受験時の費用は含みません。点数の条件は同要領3ページに記載されています。

資格は5年ごとの更新が必要です。2026年の更新案内では、認定証の有効期間内から申請期間までに50点以上を取得し、必要書類を提出すること、更新登録料3,500円が示されています。研修参加費などは別に見積もってください。

出典:2026年度実施要領(PDF、3ページ)、2026年認定更新申請の手引き(PDF、2ページ)

筆者による提案: 「取得時の費用」と「取得後の研修・更新に使える時間と予算」を、別々に書き出してみましょう。今後の年度も同じ料金とは限らないため、申請する年度の案内で確認してください。

自分にとっての優先度を決める

次は筆者による提案であり、資格を取る順番を定めた公式基準ではありません。

あなたの目的・状況先に確認すること
呼吸療法を体系的に学びたい公式の講義科目に、今学びたい内容があるか
給与・待遇の改善が主目的勤務先や応募先の手当・補助・評価条件
心リハ指導士とも迷っているそれぞれの受験条件と、今の業務で学びたい内容
学習時間や家計の余裕が少ない今年使える時間・予算と、申込時期
取得済みで更新を迷っている今後の学習目的、必要な点数、費用、勤務先の支援

すぐに取得を決めなくても、講義科目を確認する、職場の補助制度を聞く、受験条件を整理するところから始められます。

この記事について

制度・費用は上記の公式資料に基づき、確認日と対象年度を示しています。給与相場、資格取得による採用優位、出典を示せない体験談は判断の根拠にしていません。学習方法や優先度の考え方は、筆者による提案です。

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参考文献・出典

  1. 第31回3学会合同呼吸療法認定士認定講習会・認定試験 実施要領(医療機器センター, 2026年・2026年9月12日確認)
  2. 認定更新申請の手引き(医療機器センター, 2026年・2026年9月12日確認)
  3. 疑義解釈資料の送付について(その3) 問94(厚生労働省, 2006年3月31日・歴史的資料として2026年9月12日確認)
  4. 令和8年度診療報酬改定について(厚生労働省, 2026年・通知の参照先を2026年9月12日確認)

この記事を書いた人

心リハラボ管理人のプロフィールイラスト

心リハラボ管理人 臨床経験10年以上の理学療法士

循環器クリニック勤務の現役理学療法士。心臓リハビリテーション・運動療法を専門に、臨床で学んだことを整理して発信しています。心臓リハビリテーション指導士(2027年または2028年に受験予定)を目指して学習中です。

  • 理学療法士(臨床経験10年以上)
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 地域糖尿病療養指導士
プロフィール詳細 →

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